noindexチェッカー

下記の入力フィールドにURLを入力してください。
直下のページにnoindexタグが設定されているかどうかを確認できます。

※無料プランのサーバーですのでクロール数100件(リンク数100件)以下の制限があります。処理時間が10秒を超えるとエラーになります。

※大規模サイトの場合は、xxx.com/aaaa/やxxx.com/bbb/など、ディレクトリを分けて使用してください。

noindexとは?

noindexは、検索エンジンにページをインデックスに含めないよう指示するメタタグです。このタグが設定されていると、そのページは検索結果に表示されなくなります。

基本的な記述方法

1. メタタグ(すべての検索エンジン対象)

<meta name="robots" content="noindex">

name="robots"の記述は、すべての検索エンジンクローラー(Googlebotなど)を対象とします。

2. メタタグ(特定の検索エンジン向け)

<meta name="googlebot" content="noindex">

特定のクローラーのみを対象とする場合は、robotsの部分をそのクローラーのユーザーエージェント名(例: googlebot)に変更します。

3. HTTPヘッダー

X-Robots-Tag: noindex

HTMLファイル以外(PDF、画像など)にもnoindexを適用する場合に使用します。

よく使われる組み合わせ

  • <meta name="robots" content="noindex, nofollow"> - インデックスもリンクのフォローもしない
  • <meta name="robots" content="noindex, follow"> - インデックスはしないが、リンクはフォローする
注意: noindexタグを設定しても、検索エンジンがそのページにアクセスできる必要があります。robots.txtでブロックしていると、noindexタグが読み込まれず、効果がありません。

使用例

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
    <meta charset="UTF-8">
    <meta name="robots" content="noindex">
    <title>インデックスされないページ</title>
</head>
<body>
    <h1>このページは検索結果に表示されません</h1>
</body>
</html>

noindexで何が起きるのか

検索エンジンへの影響

  • 検索結果から削除される - ページが検索結果に一切表示されなくなります
  • 既存のインデックスも削除 - すでにインデックスされていたページも、次回クロール時に検索結果から削除されます
  • 直接アクセスは可能 - URLを知っている人は直接アクセスできます
  • 内部リンクのクロールは継続 - noindexページ内のリンクは引き続きクロールされます(nofollowがない場合)

サイト運営での困りごと

❌ よくある失敗例

1. 誤って全ページにnoindexを設定

  • 症状: サイト全体のトラフィックが急激に減少
  • 原因: テンプレートやテーマ設定で誤ってnoindexが有効化されている
  • 影響: 検索からの流入がゼロになり、ビジネスに深刻な影響

2. 開発環境のnoindexを本番環境に残してしまう

  • 症状: リリース後も検索結果に表示されない
  • 原因: ステージング環境で設定したnoindexタグを削除し忘れ
  • 影響: 新規ユーザーの獲得ができない、売上機会の損失

3. WordPressの設定ミス

  • 症状: 記事を公開しても検索結果に出ない
  • 原因: 「設定」→「表示設定」で「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェックが入っている
  • 影響: SEO効果がまったく得られない

4. 重要ページへの誤適用

  • 症状: 主力商品ページや人気記事がインデックスされていない
  • 原因: カテゴリーやタグページと一緒に商品ページにもnoindexを設定してしまった
  • 影響: 収益機会の大幅な損失

5. noindexの解除が反映されない

  • 症状: noindexを削除したのに検索結果に戻らない
  • 原因: 検索エンジンの再クロールには時間がかかる(数週間〜数ヶ月)
  • 影響: 復旧が遅れ、機会損失が継続

6. ページネーションへの不適切な使用

  • 症状: 2ページ目以降の記事一覧が検索結果に出ない
  • 原因: 重複コンテンツ対策として2ページ目以降にnoindexを設定
  • 影響: サイト全体のクロール効率が低下、一覧ページからの流入が減少

💡 対策方法

  • Google Search Consoleで「カバレッジ」レポートを定期的に確認
  • 本番環境へのデプロイ前にnoindexタグの有無をチェック
  • サイトの主要ページのインデックス状況を監視
  • トラフィック急減時はまずnoindex設定を疑う